日本伝承手技療法
清水整体療術院
 ☎(0267)62-5250
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● 各種療法
    よく、他の療法と整体術を混同している方を見かけます。間違いのないように、一般的な療法の簡単な説明をさせていただきます。詳しくは、各療法の専門家にお尋ね下さい。
 
    ・アーユルヴェーダ
    ・按摩(あんま)
    ・オステオパシー
    ・カイロプラクティック
    ・活法
    ・気功
    ・指圧
    ・整骨術(法)
    ・整体術(法)
    ・タイ古式マッサージ(ヌアボーラン)
    ・中国(漢方)整体
    ・マッサージ
    ・リフレクソロジー
    ・レイキ(REIKI)



    《 あ行 》
    
・アーユルヴェーダ  最近、名前が散見される様になりましたね。詳細については存じませんが、インド伝統武術カラリパヤットの師範が知識を有している事が多いようです。  薬草やオイルが有名ですが、実態は手技療法も含めた総合的な療法のようです。  数千年以上の歴史があると言われ、東洋医学の起源ではないか?という説もあります。  もともと、弟子以外が技術を教わることは出来ません。現在見かけるアーユルヴェーダがどこから出てきた技術か私も気になっています。日本の伝統療法のように、廃れてきて流出(または公開)しているのかもしれませんね。
・按摩(あんま)  その歴史は、正確には不明です。今のものとは違いますが、平安時代の書物に「按摩」という文字が出てきます。 江戸時代には、現在のマッサージのように日常的に親しまれていました。  ツボなどを用いる経絡調整は、整体術のものと似ていますが按摩は、「按法」(*1)と「摩法」(*2)が中心の療法という違いがあります。  名前の由来も、ここからきています。  按摩は、体の中心から末端にむかって行われ(マッサージは逆)、衣服の上から施療します。   平安時代の按摩の記述は、現在の整体術の技術なども含めたものと考えられています。 (*1) 按法(あんぽう)=東洋医学の技法8種の内の一つで、指や掌で押す技法。 (*2) 摩法(まほう)=東洋医学の技法8種の内の一つで、指の腹や掌で丸く撫でる技法。
・オステオパシー  オステオ「骨」とパシー「治療」を合わせた言葉で、アメリカ生まれの療法。  創始者のA・T・スティルさんは、幼少時にブランコで遊んでいて事故にあい、それがきっかけとなって、生まれたちょっと、おもしろいエピソードのある療法です。  手技療法の他に、必要に応じて手術も薬の処方も出来る。手技療法と整形外科と内科を合わせたような療法。  手技療法だけでなく、医学知識も必要とするので、習得するのに10年近くかかるそうです。 ※日本では法律の関係上、手技のみ受けられます。 《 か行 》
・カイロプラクティック  アメリカの療法で、人体の不調の原因を骨格のズレ・歪みと定義し、レントゲンで診断した後に、豪快な手技(瞬間圧=アジャスト)で調整します。ツボなどの概念はありません。  語源はギリシャ語のカイロ「手」とプラクティコス「技術」と言われています。 (日本では、法律の関係上レントゲン撮影は、あまり行われないようです。)
・活法  日本の武道(主に柔術や組討術)で伝承されてきた療術全般を指し、整体術・整骨術・経絡調整術(ツボなど)・呼吸法・活法(救急蘇生法)・薬草術などがあります。現在は、法的に第三者に整骨術や活は施術できませんが、他の手技療法は、整体院で受けられます。  ちなみに、当院は空手から発祥した整体術を施療していますので、普通の伝統療法の整体術とは、若干違いがあります。  たぶん、柔術は取っ組み合いが主なのに対し、空手は叩き合いが主である事が、大きな原因でしょう。 ・おまけ  活法に対して殺法があります。これは、文字通り「体を壊す方法」で、武道は「壊し方」と「戻し方」の両方を研究してきた術なのです。
・気功  気功は、結構色々な所で見かけられると思いますが、趣味ならともかく本当に出来る人は意外に少ないです。  言うまでも無く、中国の療法です。ほかに武術気功と言うのもあります。  施療の際には、一切相手に触らず体に流れるの量を調整し、それによって健康な状態にして行きます。  実は、恥ずかしながら私はあまり信じていませんでしたが、実際に受けてみて効果があることを知りました。  実情としては、人を施療できるレベルの気功の先生はあまり多くありません。多くの先生は健康のための気功健康法の先生です。敏感な方は、人をみる気功師に触られるとビリビリしますのでわかると思います。(敏感な方ならば)
※わかりやすく「気」と表記していますが、本当は「氣」です。気と氣は文字の意味が違いますので憶えておきましょう。 《 さ行 》
・指圧
 以外に新しい療法で、大正時代に按摩の技法を中心に、他の療法に技術を加えてつくられた療法。経絡調整(ツボなど)を用いる点は、按摩や整体術の経絡調整に似ています。文字通り「指で圧する」事が主体の療法。
・整骨術(整復術・接骨術・ほねつぎ)  脱臼や骨折を調整する為の、武道の活法の一つ。現在は、国家資格(柔道整復師)になっています。  東洋医学の概念は教わるものの、西洋医学の思考が強い療法になっていますが、武道とも関係を残しており、柔道(講道館)が必修科目になっています。  因に、もともと一つなので、整体術の施療をする整骨院もありますが、整体術を受ける場合は保険が使えません。(自由診療の禁止)
・整体術(法)  当方でも行っている療法で、武道の活法の一つ。骨格や筋肉などの調整のための技術です。(基本的に)無痛で体全体のバランスを調整するところが特徴です。現在は、経絡調整(ツボなど)を含めて整体術と呼ぶ事が多いです。  ツボの押し方は、指圧と違い整圧(せいあつ)または、押圧(おうあつ)といって独特です。骨格調整に関しても、「バキボキ」イメージを持っている方が多いですが、そんなに強い力はかけません。 ※整体術は、保険がききません。 ※この整体術の説明は、あくまで一般的なものであって、各流派によって多少異なります。 ※最近では、他の療法家が「整体」の名称を使うこともありますので、よくご確認下さい。 《 た行 》
< name="タイ古式マッサージ(ヌアボーラン)">・タイ古式マッサージ(ヌアボーラン)  独特な体勢からのストレッチが有名ですね。健康王国タイの療法で、「ヌアット」「ヌアボーラン」などと呼ばれているそうです。創始者は、ブッタの主治医であったシヴァガ・コマラパさんと言われており、その後は、現在も総本山と言われる、ワット・ポー寺院で技術が伝承され今日に至っています。タイ医学におけるツボや経絡は、東洋医学のものと共通点があるそうで、私も大変興味深い療法だと思います。  日本名は、タイ式のマッサージとなっていますが、実際は骨格調整や筋肉などをほぐす技術もある療法で、タイでは気軽に利用されている療法だそうです。教授しているワット・ポー寺院には、世界各国の療法家が教えを請いにやってくるそうです。  さらに、上級者が行う療法に、王宮マッサージがあります。これは「腕・脚を親指で押す」のみで体調を整える療法で、「万が一があってはならない、王族を施療する為にあったそうです。
・中国(漢方)整体  正式には、推拿(すいな)といって、中国の病院では推拿科があるほど一般的な療法。文字通り本家中国の整体術ですが、的な体や習慣・文化の違いなどにより、日本の整体術とは異なります。 (一例:中国人は、日本人より強い圧に向いていると言われています。) 《 ま行 》
・マッサージ  とても一般的な療法ですね。西洋のもみ療法で、体の末端から中心に向かって施療し、直接素肌に触れて行います。つまり、本来は裸で受ける療法ですね。  現在では、按摩、指圧とともに国家資格になっており、無許可で施療は行えません。  語源と言われている、ギリシア語のマッシーは「揉む」、アラビア語のマスには「和らげる」という意味があります。 《 ら行 》
・リフレクソロジー  リフレク(反射)とロジー(学や論)を組み合わせた名前。  発祥は、紀元前2?00年との説明も多いですが、古代エジプトが歯科や外科治療を発達させていたことから、「反射療法」ではなく「もみ療法」だろうと思います。  ならば、どこで発達したのか?  わかりませんが、現在のインドやタイあたりの当時の先進国の可能性が高い気がします。  文字通り、リフレクソロジーは反射療法ですが、「足つぼ」などと言われる東洋式は、足に沈殿した老廃物の揉み出しが主目的です。 ・レイキ(REIKI)  あまり知られていませんが、日本発祥の療法です。大正時代に臼井甕男(うすい みかお)さんが創始した療法で、体の数ヶ所に「手を当てる」のみのシンプルな療法です。  (こう言った療法を、当時は触手療法や手かざし療法などと呼び、色々な療法があったそうです)  戦前に習得したハワイ生まれの日系人「高田はわよ」さんが育てた弟子がアメリカで広め、現在はヨーロッパなど世界に300~500万人のヒーラーが存在するそうです。その割には、本家日本では認識が薄いですね。

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